闇鍋庵の奉行達。

《マスコット》けふぃー

言わずと知れた生けるフリー素材。

まだその姿を見ぬ人間からは「本当に生きているのか」「ネット上の概念ではないのか」と実しやかに囁かれているが、真相は定かではない。

その素材は現在、「写真」「音声」「動画」の3種類が目撃されているが、二次元世界での目撃情報もある。続報が待たれるところである。

《楽曲奉行》あろんぐ

闇鍋庵主犯。

けふぃーを素材として闇鍋庵を錬成したが、代償として自らの肖像権を失った。

渋谷系音楽とアキバ系の融合を目指す足掛かりとして、忠犬ハチ公をラジオ会館に持ち帰ったが、素手で運搬したため足がつき、国家権力に狙われることとなる。

「奉行として共に活動していく」という名目の元、共犯者を増やし続けている。

《画像奉行》DJハルサメ

業界一流のコラ師。なぜDJが付いているのかは本人にもわからない。

現実では有り得ない、というよりも常人には思いつきようのない色使いを多用するため、主犯から一目置かれている。

その発想力も常に世界の斜め上を行くため、秘密機関との繋がりを疑われているが、主犯の「けふぃーで世界を征服する」という考えに共感し、二重スパイとなった。

この世界を極彩色に塗り替えるという隠れた野望もあるらしい。

《楽曲奉行》pheno

バンド界隈から彗星のように降って湧いた謎の男。

ファズギターとローファイなインディーロックやらオルタナティブロックなる音楽、そして謎の太鼓と薄っぺらい金属をこよなく愛している。

主宰よりすべての楽器において優れているため暗殺を謀られていたが、そのミックスとマスタリングの腕前を買われて九死に一生を得た。

この地球が青いことに日々感動しているが、宇宙船に乗ったことはなく、最愛の人の好きな色であるらしい。

《楽曲奉行》らせん

金属製バネの化身でありこの世の螺旋状の物を統べる神。

人間の「クラブ」という文化に触れた折、まるでバネのように人間が弾む様に感銘を受け、下界に留まりクラブミュージックを作り始める。

闇鍋庵主犯の横暴に日々悩まされ続けており、このサークルの独裁を粛正するべくサークル加入を決めた。

リアルの人間に天罰を下すことは少なく、もっぱらバーチャルで、さらには人間の武器を使って粛清するのが趣味。